http://www.slogan.co.jp/portfolio/bonnounomukuro-my-pretty-pad/


bonnounomukuro – My Pretty Pad
SPF-009 ¥2,000 (税別)

■『MPCが織りなす騒音たちのタペストリー』
ディストピアの隙間から湧きでる音響子をムーディーなサウンドに紡いできた音の箱庭師「bonnounomukuro (ボンノウノムクロ)」は、神戸~関西を中心にグローカルな活動を続けるソロユニットだ。2014~18年に制作された大量のトラックから、家口成樹のサポートで選りすぐられた楽曲をCDにパッケージ♪ 粉々に破砕~変調されたサンプルに、煩悩と本能が浸食され、気まぐれな挑発的エレクトロが炸裂する!

2018年初頭に発動した『φonon (フォノン)』は、EP-4の佐藤薫がディレクターを務め、CDメディアを中心にエレクトロニクス/ノイズ/アンビエント──系のアルバム作品をリリースしている先鋭的レーベルだ。 2019年のトップを飾り、平成を締めくくるCDリリースの1枚は、神戸の秘宝 bonnounomukuro (ボンノウノムクロ) の「My Pretty Pad」だ。家口成樹の監修でφononよりリリースされたコンピレーション・アルバム「Allopoietic factor」への参加も記憶に新しい bonnounomukuro は、それまでにも日野浩志郎(YPY/goat)の birdFriend や虹釜太郎の ICERICE などのレーベルから、カセット/CD-R/データ配信──各種のフォーマットで多くの作品をリリースしてきた。 本作にも家口成樹をサポートに招き、未発表/新作合わせて13時間以上に及ぶ音源からセレクトされたという”だいたい妄想”の13トラックをCDパッケージに収録。神戸某所の秘密のアジトに用意されたコックピットに座るだけで自動生成されるという、音と音楽の隙間に増殖する「軽み」と「細み」のギミック・グルーヴ……。初見はサイコパス(?)、その実態はゆるキャラ系(?)というbonnouワールドは、電子音のダイバーシティを体感させてくれる類い稀な空間である。

『後で評価されるんじゃなくて今発見してくれ!』(日野浩志郎)

ライナーノーツ・家口成樹
ジャケットデザイン・MATERIAL

bonnounomukuro (ボンノウノムクロ)
神戸/関西を中心に表現行為を続ける特殊ソロユニット。2007年頃からこの名義で活動。肉体的かつ直感的なゲーム感覚で音と遊べることが気に入った MPC2000 でエレクトロニック・ミュージックの創作を始めたという。2011年頃より、虹釜太郎の ICERICE や日野浩志郎(YPY/goat)の birdFriend などのレーベルから、CD-R/カセット/データ配信──各種のフォーマットで多くの作品をリリース。2018年、家口成樹の監修でφononよりリリースされたコンピレーション・アルバム「Allopoietic factor」にも参加し、ライヴ活動も精力的に行っている。

■トラックリスト
01. Micro Godspell
02. Nice Voices Like a Birds
03. Footlooser by Your Side
04. 1 Pac 2 Cup
05. Dub Rule Cup
06. 2020 Die
07. 1 Cup 2 Pac
08. Quiet City Between Night and Morning
09. From Rambo Tapes
10. Plastic Jungle Back Again
11. Jah Vacuum Beat Punk
12. Random Luck
13. Frozen Chu Hi Block

■試聴リンク
https://audiomack.com/album/onon-1/my-pretty-pad-excerpt